ヴィパッサナー瞑想③(完)
ナマステ!
大学の課題に追われて、前回の投稿から日が空いてしまいました😵
早速ですが、話はヴィパッサナー瞑想を始めて、6日目。
毎日のカッチリ決まった生活に慣れ、少し退屈な気持ちが芽生え始めていた時でした。
あ、余談ですが、娯楽や趣味の類が無い生活の中では、勉強や講話の時間ってとってもリフレッシュに繋がるんですよね、、、僕はこの期間、瞑想・飯・水回りという3Mに心がやられそうで、唯一の癒しの時間と言ったらPM8時からの瞑想についてのレクチャー動画でした。普段の生活ならばただのつまらない動画、しかしこの時は講話タイムが何よりも癒しでした(笑)
状況一つでこんなに見方が変わるんだというのを肌で感じるとともに、娯楽と言えるものがほとんどないインドの子供達にとって、学校で勉強する時間はきっと有意義なものなんだなと、彼らとその時の自分とを重ねてみて感じました。インド人の勉強へのハングリー精神、、、将来日本は負けてそうです😅
さて、話が反れましたが、6日目の夜、今まで一度も夢に出て来なかった死んだお婆ちゃんが、夢に初登場したという話です(笑)
こんな偶然?奇跡?✨があるのか、、と。。。
当時、お婆ちゃんが亡くなってから、2年と10ヶ月が経っていましたが、一度として夢に出てきたことはありませんでした。「あんたはほんっとに婆ちゃんっ子だね」と親戚中から言われ、実際のところ大好きだっただけに、この偶然かもしれない体験をばあちゃんはやっぱり見ててくれた、と美化してしまうんです😂
夢の内容は「何もそのくらいでへばるんじゃない、頑張りなさい!」と声をかけられるごくシンプルな夢なのですが、状況と夢がリンクしすぎじゃないですか?(笑)これ本当に嘘じゃないんです💭ちなみにこの貴重な1回以降、未だに一度も夢には出て来てくれていないです。。。
日にちが経つにつれ、瞑想をリタイアする人が増えていきました。自分は絶対に最後までやり切ると決心していたものの、後半、高い意識のままやれたのは、確実に婆ちゃんの後押しがあったおかげでした!
お後がよろしいようで、瞑想は後半戦も乗り切ったわけですが、
後半最も苦労したものは、「アリ」でした🐜🐜🐜
アリって人間と同じように、知恵があるんですよ。
お昼前の瞑想が終わって部屋に戻ると、自分の部屋にアリがすごい行列を成して入って行ってるのが見えるんです😨インドの山奥に籠っておいて言うなって感じなんですけど、僕は虫が大の苦手なんですよ。
中の状況を考えると叫びたくなりますが、、、恐る恐る扉を開けると、奥のトイレの隅にお目当ての何かがあるみたいで、一列に綺麗に並んでせっせと運んでいます😨ベッドの上で距離を取りながら観察していても、他のものには関心が無いようで、こちらに登ってくる様子はなし。概ね1時間くらいで運搬作業が終わり、次の日も次の日も同じ時間で来ているんです。。
ベッドの上には来ないと分かっていても、すぐ横にアリの大群🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜が群がっていると考えると、こればっかりは慣れず、最後までしっかり冷や汗をダラダラかいていました😅💦
最終日。終わった瞬間とりあえず近くにいるインド人と喜びを分かち合いました。
話せる。目を合わす事が出来る。コーラが飲める。
こんなに嬉しいことはないです(笑)
そして初日、入り口で出会い、瞑想中ずっと隣で過ごしていた日本人とやっと話せました😂
彼の名前はコウヘイ君。当時29歳、ファーストキャリアを終え、一旦旅に出ている。
そして、もう一人、入り口でコウヘイ君と一緒に居た女性。
彼女の名前はクミちゃん。当時35歳、インドで転職を探しているところ。
インド後半戦、この二人なしに自分の旅は語れない😄
それでは、インド、第2章、開幕