善人と悪人
Merhaba! こんにちは!
突然ですが、皆さんは「衣、食、住」のどれを最も大切に生活していますか?
僕は旅中と実生活でまた違ってくるのですが、旅中に限っては、明確な順位があって、
食、住、衣の順に大切にしていました😄
とは言っても貧乏旅なので1日2食、もしくは1日1食。その代わり、国ごとに名物や美味しそうなものは妥協せず食べるって感じで、自分の中では一つ重きを置いていました!
ちなみに「住」に関してはホテル検索アプリで「安い順」に上から3件くらいそれぞれのレビューを吟味して決めていた感じ。「衣」に関しては、気温調節できれば何でも良くて、日本に持ち帰ったTシャツは全て破れていました(笑)
さて、肉が食べたくなり、宿付近のレストランでシュニッツェルを食べました✨
この日の午後は少し悩む、、、というのも、イスタンブール以外にカッパドキアやパムッカレなど行きたい観光スポットはいくつかあるのですが、トルコ内にパラパラと点在しているせいで道筋を上手く作れず😅とりあえず、旅行代理店に行って話だけ聞いてみることに!
道を歩いていると、後ろから、50歳前後のおじさんが「Hey! Bro~!」と話しかけて来ました。ミャンマー🇲🇲で痛い目に遭った後、後ろから話しかけてくる人と交差点で止まっている人には気を付けろと、ある旅人に言われたのが頭に浮かんだのですが、それよりも現地の人達と楽しくやりたいじゃないですか(笑)
「痛い目にあった後、警戒心を強めてしまう」これ当然のことなんですけど、ネガティブな経験則に従い過ぎて、人を信じられなくなってしまう方が怖いんですよね😌
声をかけられた後、そのおじちゃんとスルタンアフメト広場で談笑し、一緒に旅行代理店に行きました!代理店のおじさんもとても親身になってくれて「今は客がいないから」と、オススメの旅ルートを3本、紙に書いて、細かく説明してくれました。最終的にはその中の1ルートを選ぶことになったのですが、特に請求💰はされませんでした。この人は本当に善人!!
これ、個人的には少し感動して「日本の代理店もこんな感じだっけ?」と振り返ったのですが、そうだった気もするし、そうでなかった気もする、、ってまま忘れてたのを今、ブログを書いてて思い出しました(笑)
旅行代理店を出た後、おじちゃんと一緒に「Basilica Cistern(イスタンブール地下宮殿)」を訪れました。地下宮殿という響きにロマンを感じ、必ず行こうと思っていた場所に現地のおじちゃんと入るって最高!
入場料:20リラ(約260円)
営業時間:9:00〜18:30
場所:スルタンアフメト広場の横
で比較的行きやすいので誰にでもオススメです!
Basilicaは「聖堂」Cisternは「貯水槽」という意味で。6世紀からこの二つの役割を為す地下宮殿は1987年に一般公開が始まったそう。
これだけ石柱が立っている中、一本だけ奇妙な石柱があるんです。
crying column(泣いてる柱)と呼ばれるこの柱は地下宮殿建設中に事故で亡くなった奴隷のために作られており、他の柱と違って表面が少し濡れているそうなんです。目と涙を思わせるかのように彫られたデザインも少々不気味ですね😦
もう一つの見どころは付け根の部分にメデューサの顔が彫られている2本の柱です🐍
魔除け説が有力ですが、まだ解明はされていない、しかし最も人気の場所だったのは確かです。
地下宮殿を出ておじちゃんに感謝と別れを告げた時、おじちゃんは突然怒鳴りました。「夕食の為にこれから友達を呼ぶ、感謝の気持ちがあるならそこでお前は俺たちに夕食代を払わなければならない!」
感謝の気持ちはありましたが、一気に怖くなって僕はそこで逃げました。追ってくることはありませんでしたが、おじちゃんの真っ赤になった顔を見て、「何だこいつ😕」と思ってしまいました、、、
それでも、次、話しかけてくる人は善人だと願い、信じ、期待して、、ます、、、!!
代理店のおじさん(真の善人👲)がオススメしてくれたルートに従い、次はギョレメ(カッパドキア)🏜へ出発!!🏁🏁